ANCES(アンセス)

ANCES(アンセス)|ウェーブ
髪のイオン結合が最も強くなる等電帯とは
髪の等電帯は、毛髪内のタンパク質の結合が主鎖・側鎖ともに安定するpH値のことで、pH4.5~5.5 の弱酸性のときが髪の形状が最も安定し、イオン結合が最も強くなります。そのためアルカリに傾くと髪は居心地が悪くなり、膨潤してキューティクルが開き、やわらかく弾力がなくなります。逆に酸性に傾くと収れんするため、キューティクルが閉じて、引き締まります。アルカリによっておこる塩結合(イオン結合)の切断や髪の膨潤が、毛髪ダメージの一つの要因となっています。等電帯を極めるための溶剤。アシッド6.8
アンセスアシッド6.8 の各溶剤は、ダメージ要因の一つである「アルカリ剤」を排除しています。これは、等電帯で還元剤が浸透し毛髪中のS-S 結合にアタックできるのであれば、アルカリ剤による無理な膨潤や軟化の必要がないからです。両親媒性の還元剤である「SP22(スピエラ)」や「GMT66. 6(GMT) 」を混合することで等電帯領域のp H になり、毛髪への負担を最小限に抑えた施術を行うことができ、アルカリによるダメージを無くすことができます。微酸性を極めるための溶剤。ニュートラル7.8
アンセスニュートラル7.8 の各溶剤は、両親媒性の還元剤である「SP22 (スピエラ)」や「GMT66.6 」を混合することで、微酸性領域のpHになるように調整された溶剤です。アンセスアシッド6.8 を使用したときと比べpHが中性よりになるため、塩(イオン)結合が外れやすくなります。アシッド6.8 の対応範囲よりもしっかりした撥水性の残る毛髪に使うための、浸透性の高い薬液を作ることができます。その他の仕入れ/お取り扱いカテゴリー
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